冠婚葬祭の葬式に関わるマナーとして、弔問についてご紹介します。
まず、弔問とは亡くなった方の遺族を訪問し、お悔やみを述べることです。
身内や親しい間柄であれば、連絡を受けたらすぐに駆けつけてあげましょう。
香典は通夜や葬式に持参するので、まだ持って行く必要はありません。
服装も葬式のように改まったものでなく、地味な色の普段着で伺います。
逆に、喪服だと前々から準備していたように受け取られ、マナー違反と言えるでしょう。
そして、故人との対面は遺族から促された時のみ行います。
対面のマナーとして、遺体に触れることは控えましょう。
枕元で一礼した後、顔にかかっている布が取られたら合掌します。
そこで冥福を祈り、遺族に一礼して終わりです。
帰宅は、迷惑を掛けない程度に早い目に失礼しましょう。
もしすぐに駆けつけられない時は、急ぎ弔電を打ちます。
冠婚葬祭の中でも弔問は、身内であっても失礼のないよう心掛けましょう。
冠婚葬祭の内、今回は葬式に関わる一連のマナーをご紹介しましょう。
最近の社会は、数世帯で同居する家庭が減り、少子化や核家族化が進んでいます。
そのため葬式に参加することが昔よりも減っており、
自分が突然死んでしまったときに葬式を心配している方も増えているようです。
そこで、自分の葬式の準備をしておく人も、実は少なくはありません。
例えば、宗教や宗派、菩提寺についての要望などを書き記しておくのです。
自分が死んだことを誰に伝えて欲しいか、リストを作っておいたり、希望する遺影を選んでおくのです。
また自分の葬式に希望することと、不要なこととを分けて記しておくことも必要でしょう。
例えば、密葬にしてほしいということや、祭壇に供える花などを書き残しておくと遺族も準備しやすいことでしょう。
死後のことを考えるなんて辛いかもしれませんが、冠婚葬祭は人生では欠かせません。
自分の死後のマナーとして上記のような一連の準備をしておくことは、遺族に対しての思いやりと考えてもいいのかもしれませんね。
冠婚葬祭のマナーとして、今回はキリスト教の葬儀についてご紹介しましょう。
キリスト教の葬儀は日本で多く行われている仏式よりも柔軟性があり、
特別決まった形式はありません。
従って、日本で行われているキリスト教式の葬儀は、
日本の習慣が取り入れられている部分もありますし、
細かいことは故人が通っていた教会に相談するのが良いのではないでしょうか。
なのでここではおおまかに述べておきましょう。
通夜では花など供え物はせず、自宅か教会が会場になります。
そして牧師または神父と共に合唱し、献花が行われ、
故人を偲んで簡単な食事会などが行われます。
葬儀は牧師または神父の先導で始まり、喪主や遺族、親族が最前列に座ることになっています。
冠婚葬祭のマナーは宗教により様々なので、
経験豊富な方に敬いの気持ちを持って教わることが大切です。
冠婚葬祭マナーの中でも、今回は葬儀などでの服装についてご説明しましょう。
例えば葬儀で喪服を着て参列する際に、コートの色などにもマナーがあります。
式の時コートは脱ぎますが、持っているだけでも目立つ物です。
なので色は黒など地味な色を着用しましょう。
また素材にも配慮します。
皮は殺生にもつながるので避けるのがマナーでしょう。
またエナメル素材のカバンもできるだけ避けます。
葬儀などで光る素材の物はタブー視されています。
それからマナーとして香水もつけないで出席しましょう。
もし急に出席しなければならない場合でも、
着替えたり周囲ににおいがわからないように気をつけます。
最後にアクセサリーですが、真珠のネックレスは必ず一連のものを身に付けます。
二連は不幸が重なることを連想させるとされているので絶対に避けます。
冠婚葬祭のマナーには様々な意味が込められています。
マナーを覚え、周囲に配慮することが大切ですね。
冠婚葬祭マナーとして、今回は葬儀での服装についてご説明しましょう。
喪家の人が通夜や葬儀で着る服装は、正喪服がマナーです。
男性が羽織袴を着用する場合は、黒地で染め抜き5つ紋の着物になります。
半襟は羽織の紐は、白、グレー、袴は博多平や仙台平のもので、黒とグレーの縞柄が正式です。
草履の鼻緒の色にもマナーがあり、白か黒を選びましょう。
女性の服装について、喪主や世話役の方は和服が多いのではないでしょうか。
女性の和服は男性同様、黒地の染め抜き5つ紋で、帯は黒色がマナーです。
名古屋帯も略式にはなりますが、一般的に使用されています。
帯揚げ、帯締め、草履、バッグは黒色がマナーで、光沢のないものを選びます。
腕時計やネックレスを身に付けることは避けましょう。
最後に、喪家側の立場になると悲しみでマナーなどに気を付けられないこともあるかもしれません。
周囲に服装チェックをしてもらうなど、冠婚葬祭ではマナーに注意しましょう。
冠婚葬祭には、最近新しい形式が増えてきております。
そこで今回は冠婚葬祭のマナーとして、無宗教葬についてご紹介しましょう。
無宗教葬とは、特に決められた宗教のように形式やマナーが決まっていない葬儀のことです。
会社や団体などの葬儀、散骨、樹木葬などがこの葬儀に当たります。
会社や団体の葬儀はお別れ会という名称で行われることが多いようですが、
故人や遺族の了承が必要です。
形式やマナーは決まっていないので、自由な演出がなされています。
服装は、案内状には平服でと書かれていても略礼装や準礼装がマナーではないでしょうか。
そして納骨についてご説明しておくと、散骨とは山や海に遺骨をまくこと、
樹木葬とは雑木林に直接遺骨を埋葬することです。
最後に、いずれも特に決まった形式などはありませんが、
他の冠婚葬祭のマナーのように失礼のないよう、また弔意を持って参加しましょう。
冠婚葬祭のマナーとして、今回は神式の葬儀についてご紹介しましょう。
神道の形式で行われる葬儀のことを神葬祭(しんそうさい)と言い、
神葬祭は自宅か斎場に神職を招いて行われます。
なぜなら、神式では死をけがれと見なすので神社で葬儀を行いません。
神葬祭の流れをご説明すると、帰幽報告(きゆうほうこく)という死亡を報告する儀式から始まり、
次に遺体を北枕に置き、神棚の扉を閉めて半紙を下げるという神棚封じをします。
神式のマナーでは、故人の近親者もけがれていると解釈するため、
神封じや打合せは喪中でない親戚などに頼むと良いでしょう。
そして、枕直し(まくらなおし)、納棺(のうかん)という儀式を経て、
通夜際(つやさい)、最大の儀式である葬場祭(そうじょうさい)、
発柩祭(はっきゅうさい)、火葬祭(かそうさい)、埋葬祭(まいそうさい)、
帰家祭(きかさい)の順で行われます。
冠婚葬祭の中でも神式の葬儀を経験することは多くはないかもしれませんが、
マナーやしきたりを覚えて失礼のないように対応しましょう。
冠婚葬祭マナーの内、近親者だけで行われる、
密葬という葬儀についてご紹介します。
近親者だけで行うといえども無宗教とは限りません。
本葬と同じように、仏式や神道で行うことも可能ですし、
葬儀の業者には密葬を希望することを伝えると、マナーに従って小さい規模で準備してくれます。
しかし、密葬は「故人と故人の縁のあった人達とのお別れの場」だと考えると、
縁のあった方達から一方的にお別れの場を奪ってしまうことにもなるのではないでしょうか。
ご縁を大切に考えたり、葬儀を催すことを大切にする遺族がいると、
密葬をしたことに後悔する方もいるようですので、慎重に考えると良いでしょう。
知人、友人への連絡ですが、葬儀が終了してからはがきを出します。
もし「お焼香だけでもさせてください」と言われることがあっても、
場合によっては断ることもマナー違反ではありません。
冠婚葬祭の中でも、特に密葬を行う時は故人や遺族の気持ちなどを慎重に考慮して決めましょう。