冠婚葬祭の場に出席したら、ほとんどの場合で食事の機会があるのではないでしょうか。
そこで今回は、冠婚葬祭の会席で恥をかかないための食事マナーの常識についてご紹介します。
まず姿勢ですが、背筋を伸ばし、お箸を持たない手は器に添えましょう。
机の下におろしたままではマナー違反です。
お茶碗やおみそ汁のお椀、小皿はこぼれないように胸の辺りまで持って来て食べます。
一方、比較的大きなお皿に盛られたものは、お皿ごと持ち上げません。
料理だけをお箸で持ち上げ、下に手を添えながら口まで運ぶのがマナーです。
次はお箸の使い方です。
お箸は真ん中よりも上の方を持つときれいに見えます。
一本目は、親指と人差し指の水かき辺りに挟み、薬指の第一関節の辺りで支えます。
二本目は、一本目よりも指先よりに置き、
中指の第一関節と人差し指で挟むようにして持ちます。
食べる時は二本目の方だけを動かし、一本目のお箸は動かしません。
和食に限らずお箸を使うことが多い日本人であれば、
きれいにお箸を使えることを常識としたいですよね。
世界の中でも行儀がよいと言われている日本人として、
冠婚葬祭の時だけでなく、日常の常識として食事のマナーをきっちり実践できるようにしたいものです。
冠婚葬祭のマナーにおいて、今回は一升餅に関する地方色についてご紹介しましょう。
冠婚葬祭の儀式の中で、一歳くらいの赤ちゃんのお祝いとして一升餅という儀式があり、
地方によって常識が異なる儀式が行われています。
東京辺りでは、力餅と呼ばれる二つ作った平たい丸い餅を背負わせますが、
近畿より以西方面では、二段重ねにした鏡餅を子供の上に乗せます。
名古屋近辺になると、足形の餅二つを子供に背負わせます。
さらに他の地方では、子供が歩くのが早すぎる場合は「家を離れてしまう」と嫌がり、
わざと子供を転ばせるなどして、ころばせもちと呼ぶ所もあります。
しかし、儀式の意図は全国共通で、一生をねばり強くしっかり歩んでいけること、
健康に成長すること、幸福であることを祈る行事だということです。
結婚などで地元を離れるとそれぞれ各地で常識が異なってきます。
一升餅のような冠婚葬祭のマナーなどは、人生の先輩たちに教えていただきながら、
着実に実践していきましょう。
冠婚葬祭の中でも今回は成人式に関するマナーや常識についてご紹介しましょう。
成人式とは昔の貴族や武士の男子が成人する時の儀式が由来と言われています。
名前は「元服加冠(げんぷくかかん)の儀」や「初冠(ういこうぶり)」、
「初元結(はつもとゆい)」などと呼ばれ、
どの時代でも十五歳前後で行うことが常識と考えられていました。
もちろん女子にも「裳着(もぎ)」と言う同じような儀式がありました。
裳(も)という衣装を身につけることがマナーとされていたようです。
一方、現代の成人式は二十歳に行われ、地方自治体が儀式を催すことが常識となっています。
しかし参加は自由とされ、親戚や友人から贈り物をもらったり、
ささやかなパーティーをすることでお祝いとされることもあります。
成人式の贈り物として、男性には財布や万年筆、ネクタイなど、
女性にはハンドバッグや化粧品などが一般的ですが、
商品券や現金を贈ることが増えています。
冠婚葬祭のマナーは時代と共に変化していますが、相手への配慮、思いやりを持つことで
きちんと行動できるのではないでしょうか。
冠婚葬祭には様々なマナーがあり、
マナーに従って行動できることが常識ある人と見なされます。
ただ、人それぞれ育った環境や考え方が当然違っているので、
常識が何かというのを判断するのは難しいと言えるでしょう。
しかしおおまかに言うと、日本人として、社会人として恥をかかない、
相手に不愉快な思いをさせないということが常識なのではないでしょうか。
例えば、通夜や葬式へは派手な格好ではなく、黒い服装や地味な格好で参列する、
大晦日には、
日本では年越しそばを食べる習慣があるということを知っていることなどがあります。
冠婚葬祭のマナーは初めて触れる行事や儀式だと、
わからないことも多く緊張するかもしれませんが、
知っている人に教えて頂いたり、徐々に慣れていくことで身に付けましょう。
冠婚葬祭には様々な儀式や行事がありますが、新築や新居祝いも冠婚葬祭に当たります。
今回は新築・新居祝いのマナーや常識についてご紹介しましょう。
新築・新居祝いでは、一般的にお花や観葉植物、日用品、生活雑貨などが贈られますが、
相手の希望したものを聞いて、贈ることが一番喜ばれるでしょう。
何でも良いということであれば、現金や商品券でもマナー違反にはなりませんが、
目上の方への贈り物であればお金は避けます。
そして金額の目安としては、間柄にもよりますが身内であれば一万円から五万円、
友人であれば一万円くらいが常識的ではないでしょうか。
さらに、新築・新居祝いのお祝いでタブーとされているものがあります。
火事を連想するストーブやコンロ、ライターや赤いお花です。
相手側の希望であれば構いませんが、違うなら他の物を選びましょう。
冠婚葬祭のマナーや常識はそれぞれ意味があります。
知らないことも多いかもしれませんが、一つ一つ丁寧に覚えていきましょう。
のし袋や水引には目的ごとに仕様が異なっていることが常識となっています。
もし間違ったのし袋などを贈ると相手は不快な思いをするのではないでしょうか。
そこで今回は冠婚葬祭マナーとして、のし袋の常識についてご紹介します。
まず水引には二種類あり、それぞれ意味合いが異なります。
「結びきり」という種類は、一度結ぶと簡単にはほどけないことから、
同じ事を二度と繰り返したくないという意味合いがあります。
呼び名は「真結び」や「あわび結び」というふうにも呼ばれ、
結婚や全快祝い、弔事などは二度と繰り返したくないので結びきりを使います。
もう一つは「蝶結び」です。
一度結んでもほどいて結びなおせるので、何度繰り返しても良いことに使われます。
マナーとして、出産やお祝い事などでは蝶結びを使います。
次にのし袋の常識ですが、慶事では金額に見合った飾りを使用します。
お見舞いの際は、地味な封筒かお見舞い専用ののし袋を使用しますが、
目上の方でなければ、白い封筒でも構いません。
最後に、のし袋や水引は種類が多くて複雑かもしれませんが、
冠婚葬祭マナーの常識として覚えておきましょう。
冠婚葬祭マナーをご紹介する中で、今回は子供の誕生日会に関するものをお伝えします。
子供の誕生日会は、子供に社会の常識を覚えさせる一つの良い機会です。
誕生日会を催す時は自分で計画させると良いでしょう。
招待の仕方や食事のメニューなど親がマナーや常識を教えながら、子供に実践させます。
招待は子供が直接電話したり手紙を書きます。
食事は可能な範囲で子供のリクエストを聞き入れ、手伝わせましょう。
親は基本的に子供に自分で考えさせ、
見守りつつさりげなくアドバイスもしてあげると良いのではないでしょうか。
招待された側も返事は子供が自分でします。
親は、子供に電話もしくは手紙で返事をする時のマナーを教えてあげましょう。
プレゼントも自分で選ばせ、親はそばで少しアドバイスします。
誕生日会ではマナーのある行動ができるように当日までに教えておきます。
冠婚葬祭のマナーや社会の常識は子供の頃から身に付けておくことが大切です。
大人になって恥をかかないために、頭の柔らかい内にぜひ身に付けさせておきたいですね。
冠婚葬祭では、食事の場が設けられていることが多いものです。
そこで今回は、冠婚葬祭に出席しても恥ずかしくないように和食のマナーについてご紹介します。
和食に限らず、冠婚葬祭の場で食事を始める時は、主人の挨拶が終わり、勧められてから食べ始めるのが常識です。
そして食べ方ですが、器を持ち上げる時はお箸を持ったまま片手で取ってはいけません。
お箸を一旦置き、両手で持ち上げ、左手に移し替えて支えるのが常識です。
ただし両手で持って良いのはお茶碗で、小鉢を手に持って食べるのはマナー違反となります。
また、和食をいただくということが前もって分かっている時は懐紙を持参すると便利でしょう。
汚れや口を拭くだけでなく、受け皿の代わりとして使ったり、残ったものを包むこともできます。
他にも、魚の骨を出す時に懐紙で頭を押さえたりすることもできます。
以上のように、日本人として和食のマナーをしっておくことは常識でしょう。
基本的なことは頭に入れて、さりげなく実践できると良いですね。
法要の後に会席の場を設けたりと、冠婚葬祭では食事の場を欠かすことができません。
そこで今回は、中国料理のマナーについてご紹介します。
本格的な中国料理はテーブルが円になっており、円卓と言います。
円卓には入り口から見て奥に主賓が座り、入り口近くに主人が座るのが常識となっています。
最初に出された料理は、まず主賓から取ります。
そして主賓が食べてから、周りも食べ始めるのがマナーとなっています。
また、一旦取り皿に取った料理を残したり、
基本となっている右回りの回転台を反対に回すことはマナー違反です。
さらに中国料理では取り皿を持ち上げないことが常識なので、
ちりれんげを受け皿代わりに使われることもあります。
最後に、中国料理では日本料理とは常識が異なっています。
日本料理のマナーでは中国料理に通用しないので、
違いを知ってマナーのある食事を心掛けましょう。
日本の冠婚葬祭のマナーとして、お正月におせち料理を食べるという風習がありますね。
日本人の常識としておせち料理の意味を知っておくことも大切ではないでしょうか。
そこでおせち料理に出てくるそれぞれの食材の意味についてご紹介します。
えびは腰が曲がっていることから、老人に例え長寿の願いが込められています。
数の子には、卵が多いことから子孫繁栄の願いを意味します。
黒豆には、まめに健康に過ごせるようという願いがあります。
昆布には、「喜ぶ」の「こぶ」から喜び事がありますようという思いが込められています。
以上、おせち料理の一部をご紹介しましたが、
毎年食べるおせち料理なので、それぞれの意味を知って口にすることを常識としたいですよね。
そして、おせち料理には家内安全と無病息災を願って食べるという意味があります。
伝統ある冠婚葬祭「お正月」では、一年を良い年にするために、
家族の幸せを祈願しながら過ごすというマナーある新年を迎えましょう。
冠婚葬祭マナーの内、今回は「お雑煮」についてご紹介します。
お雑煮はお正月に食べるものであり、その年の無事を祈るという意味合いがあります。
お正月にお雑煮を食べるという風習は誰もが知っている常識ですが、
地域によって食べ方が異なります。
例えば、福岡の博多では飛び魚でダシを取り、
具は紅白のかばぼこやごぼう、ブリ、うずらの卵などで、お箸は縁起の良い栗の木を使います。
鳥取や島根のお雑煮はおしるこ、香川などではあん餅を入れたものが常識のようです。
一方同じ地域でも具材や味付けが大きく違っていることもあり、先祖からの教えによります。
以上のように日本ではお正月に食べることが常識となっているお雑煮ですが、
元々は武士が戦で食べていたものだという説があります。
野戦料理だったものが次第に儀礼化し、庶民へと拡がっていったと考えられています。
また武家の本膳料理では、最初に雑煮を出すのがマナーだったようです。
以上のように、お正月という冠婚葬祭ではお雑煮を食べることが常識であり、
子々孫々へと受け継いで行きたい風習ですね。