冠婚葬祭マナーにおける、お焼香の礼儀作法についてご紹介します。
お焼香というものは仏教での礼儀作法で、芳香により心身共に清めるという意味合いがあります。
また、仏の前を厳かに飾り、仏を深く敬いつつしむ気持ちを捧げる意味もあります。
しかし、お焼香の意味合いは同じでも、宗派によって礼儀作法は細かく異なります。
例えば、真言宗と天台宗は三回、お線香は三本です。
真宗大谷派は二回、お線香は折ったものを横に寝かせて置きます。
浄土真宗本願寺派は一回です。
お線香は真宗大谷派と同じく、折ったものを横に寝かせて置くことがマナーとなっています。
日蓮宗、浄土宗、曹洞宗、臨済宗は一回から二回、お線香は一本立てます。
以上のお焼香のように、冠婚葬祭のマナーは宗教はもちろん、宗派によっても異なります。
それぞれの礼儀やマナーの知識は、詳しい方に謙虚な気持ちで習うと良いでしょう。
冠婚葬祭のマナーや礼儀として、今回は披露宴についてご紹介します。
まず到着ですが、会場に着くと受付を済ませなければならないので、
披露宴が始まる三十分前くらいに到着するのが良いです。
受付では、担当者に「心ばかりですがお納め下さい。」と一言言って、
祝儀袋を両手で渡すことが礼儀でしょう。
コートや大きな荷物があれば式場に預け、ハンドバッグだけ持ち込むのがマナーと言えます。
携帯電話の電源は切り、テーブルでは初対面の人にも挨拶をします。
スピーチが始まったら食事と会話は止めて、きちんと聞きいて拍手をしましょう。
もちろんスピーチ中に中座するのはマナー違反です。
スピーチや出し物の雰囲気次第では、笑ったり手をたたくと盛り上がって良いでしょう。
さらにケーキ入刀などで、写真を撮りに前に出るのも一つのマナーです。
最後の退場は同席の方に軽く礼をし、メニュー表などは持ち帰るのが礼儀です。
そして出口では簡単にお礼や祝福の言葉を言って出ましょう。
冠婚葬祭のマナーは場の雰囲気を読んで、礼儀正しく参加しましょう。
冠婚葬祭のマナーとして、今回は礼儀が特に大切となる通夜や葬儀のマナーについてご紹介しましょう。
まず葬儀での化粧は地味目にすることがマナーと言われていますが、
具体的には、鮮やかな色目のものは避けるということです。
全く化粧しないのではなく、しっかりと化粧をして色を気に付けましょう。
口紅は薄いピンク、アイシャドーはベージュ系などにすることが礼儀でしょう。
次に髪の毛ですが、もし茶髪であっても特別黒髪に染め直す必要はありません。
もちろんできるなら黒髪の方が礼儀正しいでしょうが、
ピンでまとめ上げたりスッキリさせて、弔意が伝わるようにすると良いのではないでしょうか。
最後に子供の服装のマナーについてご紹介します。
制服の学校ならば、制服を礼儀正しい着方で参列させます。
最近は着崩している学生がいますが、通夜や葬儀ではきっちりと着用するのがマナーです。
もし制服がない学校に通っているのであれば、黒やグレーなど地味な服装を着させましょう。
冠婚葬祭の中でも通夜や葬儀では、悲しみの遺族に不快な思いをさせないことが大切です。
冠婚葬祭は、通夜などのお悔やみの席や、結納などのお祝いの席など、自宅で催されることも多々あります。
そこで今回は冠婚葬祭のマナーとして、自宅に招待する時のマナーや礼儀についてご案内しましょう。
まず招待する側ですが、歓迎の気持ちを表すために玄関は必ずきれいにします。
玄関は人の心を表すと言われるので、整理整頓しておかないと礼儀や気遣いがないと思われることもあるでしょう。
他にも、トイレやキッチンなどいつ誰が入ってもすっきりしているように掃除をしておきます。
さらにお菓子やお茶などのおもてなしにも気遣いが大切です。
季節に合ったものを出したり、冬には温かいおしぼりを出してあげることもマナーでしょう。
出し方は、お茶を来客の右側に、お菓子を左側に置くことが礼儀となっています。
お茶の取り替えは、四十分から五十分くらいがちょうど良いのではないでしょうか。
冠婚葬祭で自宅に招待することがある時は、いかに来客に気持ちよく過してもらえるかを考えれば、来客へどんな気遣いが必要であるかもわかるのではないでしょうか。
冠婚葬祭には色々な行事があり、結婚や葬儀以外にも子供の節句やお正月などもあり、レストランや料亭など以外にも、自宅で行われることもあるでしょう。
そこで冠婚葬祭などで友人・知人の自宅に招待される時の、マナーや礼儀についてご紹介します。
まず訪問時の重要なマナーとして、時間を守ることではないでしょうか。
早く到着しても準備がまだであったり、約束よりも遅すぎてもいけませんね。
訪問先に到着したら、冬であればまずコートを脱ぎます。
そして部屋に入ると、指示がなければ下座で浅く座って待つのがマナーです。
下座とは、入り口に一番近い所、もしくは肘掛けのない椅子がある方になります。
和室であれば、座布団には座らずに待つのが礼儀です。
手土産を渡す時は、挨拶をしてから正面を相手へ向けて両手で渡しましょう。
片方の手で底を支えると安定します。
手土産を買う時は、
訪問先の近くのお店だと不愉快な思いをする方もいるかもしれないので避けましょう。
また、買った手土産は風呂敷に包んで持参するとより礼儀正しいのではないでしょうか。
自宅へ招待された時は、礼儀良く楽しみましょう。
冠婚葬祭のシーンでは、料理が出されることが多くありますが、
中でも、最近の結婚披露宴では、
フランス料理などの西洋料理が出されることが多くなりました。
しかし、例えば招待された結婚披露宴などでマナー違反の食べ方をしていると、
周囲が不快な思いをするだけでなく、新郎新婦にも恥をかかせるのではないでしょうか。
そこで礼儀として知っておくために、今回は西洋料理のマナーについてご紹介します。
西洋料理では食べるのを見はからって、順番にお皿が目の前に出されてきますが、
ナイフやフォークなどは後で使用するものも全てテーブルに置かれています。
ナイフやフォークの並び方には意味があり、左右とも外側から使うことがマナーとなっています。
そして西洋料理のマナーとして、お皿は持ち上げません。
また、砂糖など立ち上がらないと取れないようなものを取る時は、
自分で取るのではなくウェイターに頼みます。
ナプキンは、日本料理で懐紙を持参するのとは異なり、
テーブルに置かれているものを遠慮なく使いましょう。
最後に、冠婚葬祭では周囲に不快な思いをかかせないためにもきちんとマナーを知って、
礼儀正しい行動で参加しましょう。